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コーニングが人員削減か、パネル需要低迷で


ニュース 電子 作成日:2008年11月20日_記事番号:T00011732

コーニングが人員削減か、パネル需要低迷で

 
 ガラス基板世界最大手の米コーニングが、パネルメーカーの相次ぐ大幅減産を受けて、ガラス基板生産ラインの一部稼働停止や、台湾拠点での人員削減を計画している。日本でもリストラを行う可能性があるようだ。20日付工商時報が報じた。

 同社は18日、台中工場の第4期建設計画の推進を当面見合わせることを発表した。これまでの報道によると、同工場では一部のガラス溶解炉で保守点検作業のため、稼働を停止している。

 同社は18日に第4四半期業績予測の下方修正を発表。2009年分の見通しについては、先ごろ発表した見通しを撤回するとした。今年と来年の資本支出についても、4億~6億米ドルへの下方修正を行った。

 ジェームズ・フローズ同社最高財務責任者(CFO)は、台湾のパネルメーカーは今四半期後半に入り、稼働率引き下げによって液晶テレビやモニターの需要縮小に対応していると指摘した。需要の縮小は、コーニングの数週間前の予測より大きいという。