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遠東航空、資産保全処分を90日延長


ニュース 運輸 作成日:2008年11月21日_記事番号:T00011743

遠東航空、資産保全処分を90日延長

 
 台北地裁は20日までに、経営再建が難航している遠東航空(ファーイースタン・エア・トランスポート)に対し、資産保全処分の90日間延長を認める決定を下した。同社が既に新たな出資者による投資意向書を取得しており、関連する資金証明書類が提出されたことを受けた措置だ。21日付工商時報が伝えた。

 今回の資産処分延長は、8月22日に同社産業公会(労組)が裁判所に申請した同処分の効力を延長するもので、債権銀行による資産の強制処分を回避することができる。裁判所は今後90日以内に再建計画を審査し、承認の可否について決定を下す。

 裁判所への会社再建手続き申請の有効期間は6カ月で、同社による今年2月の最初の申請から起算すると期限が切れている。しかし、同社の再建手続き申請はいったん5月26日に却下された後、7月30日に会社側の即時抗告で再審査が認められた。このため、申請有効期間も再審査の開始時点から起算される。