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食品薬物管理局、来年1月にも設立へ


ニュース 食品 作成日:2008年11月21日_記事番号:T00011750

食品薬物管理局、来年1月にも設立へ

 
 食品や医薬品の許可、管理および取り締まりなどの行政を担当する新たな政府機関「食品薬物管理局(TFDA)」が、早ければを来年1月にも業務を開始する見通しとなった。同局を設置するための組織条例が20日、行政院会(閣議)を通過。同局設置についてはこれまで審議が10年も長引いていたが、中国製汚染粉ミルク問題で、一気に決着した形だ。21日付自由時報が伝えた。

 新設される食品薬物管理局は、行政院衛生署の現行の、▽食品衛生処▽薬政処▽薬物食品検験局▽管制薬品管理局──の4部署をまとめて新たに組織され、業務ごとに▽食品組▽薬品組▽医材組▽流通管理組▽消費者保護組──を設置する。

 また、経済部標準検験局が行っている輸入食品の検査業務が、食品薬物管理局に移管される。血液製剤や幹細胞などの先進科学技術も業務の対象とし、漢方薬は新薬について管理を行う。