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作成日：2008年11月21日_記事番号：T00011751
中美晶、竹南第２工場で上棟式
太陽電池用シリコンウエハーの中美矽晶電子（シノアメリカン・シリコン・プロダクツ）は20日、竹南第２工場の上棟式を行った。同工場は来年第１四半期完成予定で、生産能力は最高で500メガワット（MW）。同社が今後生産規模１ギガワット（GW）を達成する上での重要な布石となる。21日付経済日報が報じた。
米多結晶大手のＭＥＭＣエレクトロニック・マテリアルズなどが業績予測の下方修正を行うなど、太陽エネルギー産業にも不況の波が押し寄せている。しかし中美晶では、「資金需要が逼迫（ひっぱく）した一部の業者が多結晶シリコンやシリコンウエハー、電池、モジュールを投げ売ってスポット価格が下落しているが、当社は原料調達も製品販売も長期契約が中心なので、悪影響を最低限に抑えられる」と指摘した。
