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彰化銀が役員改選、官民共同経営へ


ニュース 金融 作成日:2008年11月24日_記事番号:T00011777

彰化銀が役員改選、官民共同経営へ

 
 彰化銀行は21日、役員改選を行い、台新金融控股から5人、政府系株主から4人の董事(取締役)が選出された。

 台新金控は彰化銀との合併を目指しているが、政府系株主の財政部が台新金控の株式交換案に同意せず、今年初め以来こう着状態となっている。役員の派遣割合が5対4となったことで、彰化銀は「官民共同経営」の構図となり、台新金控が合併計画を単独で押し切るのが困難な状況となった。

 当面は12月初めに予定される取締役会での董事長、総経理人事が焦点となる。辞任した李庸三董事長の後任には、陳淮舟総経理、台湾金融研訓院の許嘉棟董事長らが有力視されている。財政部は「総経理を派遣し、経営にも参加する構えで、短期的には台新金控による株式交換方式での彰化銀合併には同意しない」という立場だ。