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台湾土地開発、次世代型建築で坂村健教授と提携


ニュース 建設 作成日:2008年11月24日_記事番号:T00011783

台湾土地開発、次世代型建築で坂村健教授と提携

 
 台湾土地開発(台開)は21日、グリーン建築やユビキタス建築といった付加価値の高い次世代型の建設プロジェクトを目指し、ユビキタス・コンピューティングの第一人者として知られる坂村健東京大学教授および英Arup(アラップ)グループと戦略的提携を結んだ。「ユビキタス・コンピューティング」とは、「いつでも、どこでも、誰でもが特別に意識しなくともコンピュータ・テクノロジーの恩恵を当たり前に受けられる」というコンセプトだ。22日付経済日報が報じた。

 現在、新竹県新埔鎮の計1万6,000坪の土地で、今回提携関係を結んだ3者による初めてのプロジェクトが計画されており、来年第3四半期にも一戸建ておよび集合住宅を発売する予定だ。このほか、台中市大坑地区や南投県、花蓮県などでも新たな建設案を計画している。

 台開の邱復生董事長は、これまで工業地区の開発を多く手掛けてきたが、産業界の海外移転が進む中、今後はさらに多くの付加価値の高い建設プロジェクトを推進していきたいという意向を示した。