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中油第4ナフサプラント、12月4日稼働を延期


ニュース 石油・化学 作成日:2008年11月24日_記事番号:T00011787

中油第4ナフサプラント、12月4日稼働を延期

 
 台湾中油は、現在定期保守作業を行っている第4ナフサ分解プラント(高雄県林園郷、通称四軽)で、12月4日に稼働を再開させる予定だったが、これを中止した。川下メーカーから、12月のエチレンの供給量削減と値下げ要求があったため。中油幹部は、第3および第5プラント生産量の8割の供給を最低ラインとしているが、第4プラントの再開延期が長引けば、ナフサプラントの損失はさらに拡大するとしている。24日付経済日報が報じた。

 中油によると、最近同社は川下メーカーと12月のエチレンの発注量について協議を行い、現在稼働している第3、第5プラントの最低生産量維持を前提に、契約供給量の64%を最低発注量とし、80%を発注すればエチレンを原価で供給することを取り決めたという。

 ただし、第4プラントが再稼働した後は、第3、4、5プラントの生産能力を発注量の基準とするとしている。