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米PC大手が予想上回る業績、台湾メーカーは安堵


ニュース 電子 作成日:2008年11月24日_記事番号:T00011791

米PC大手が予想上回る業績、台湾メーカーは安堵

 
 米パソコン(PC)大手のデル、ヒューレット・パッカード(HP)の業績が市場予測を上回ったことで、台湾の受託生産メーカーの鴻海精密工業、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)、緯創資通(ウィストロン)、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)などは安堵(あんど)の表情を見せている。22日付経済日報が伝えた。

 デルが20日に発表した8~10月期の最終利益は前年同期比5%減の7億2,700万米ドルで2四半期連続の減益となったが、市場予測は上回った。

 HPが18日に発表した8~10月決算の売上高は同19%増の336億ドルで、1株当たり利益も4%伸びた。

 これを受け、連日売り込まれていた台湾のPC受託生産メーカーの株価は一斉に反発し、21日には鴻海精密がストップ高となったほか、コンパルも大きく反発。ウィストロンは2日連続ストップ高を記録した。

 市場関係者は、デル、HPが不採算の生産ラインの操業を中止し、外部委託を進めていることも追い風になっていると分析した。