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作成日:2008年11月24日_記事番号:T00011793
エイサー、Core i7搭載デスクトップを発売
宏碁(エイサー)は、18日に発売されたインテル・クアッドコア(4コア)新型CPU(中央処理装置)「Core i7」を搭載したデスクトップパソコン、「Aspire M7720」を今月29日から始まるIT(情報技術)製品の大規模展示会、「資訊月(インフォマンス)」で正式に発売を開始する。希望小売価格は3万9,900台湾元(約11万5,000円)。24日付工商時報が報じた。
エイサーの林正立ブランド・マーケティング処長は、「当社は近年デスクトップPC市場で開拓者の役割を演じており、容積約3リットルの製品を市場に導入して小型デスクトップ市場の幕を開いた」と自負を語った上で、「今年はゲーム専用機市場に参入する」と意欲を示した。
林処長によると、次世代ハイエンド機となる「Aspire M7720」は、4つのCPUコアで8つのコアの機能を発揮できるインテルHTテクノロジーを支援し、最大12GBのトリプルチャネルDDR3メモリを使用、処理速度はDDR2の倍ながら消費電力は16%節減できるという。
またゲーム用機としての機能としてM7720は、「Microsoft Direct X10」をサポートして3Dグラフィックスおよび音響面を強化していることに加え、ATIの高性能な「HD 4850」グラフィックカードを搭載し、3Dゲームのスムーズな映像処理を実現した。