正イ精密工業（イは山の下に威、フォックスリンク）や凌陽科技（サンプラス・テクノロジー）などの携帯電話関連メーカーは、資訊工業策進会（資策会）と協力し、99米ドル程度の低価格アンドロイド携帯の開発に取り組む。24日付蘋果日報が伝えた。
「アンドロイド」は検索世界最大手グーグルの主導で開発した新ＯＳ（基本ソフト）で、宏達国際電子（ＨＴＣ）が製造する搭載スマートフォン「Ｇ１」の価格は現在179米ドルだ。フォックスリンクなどによる開発が実現すれば、一気に約45％も割安になる。
次世代機種の開発は、新たに設立を予定しているＡＴＥ（Android Technology Alliance）により行われる。チップメーカーの晶心科技（アンデス・テクノロジー）、携帯電話用ＪＡＶＡ技術を提供する滾雷科技（ロールテック・テクノロジー）なども参加を予定している。郭台強フォックスリンク董事長は、開発に１年から１年半の期間と見込んでいると表明した。
