ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

中華映管の4.5代ライン、半分凍結の可能性表明


ニュース 電子 作成日:2008年11月24日_記事番号:T00011799

中華映管の4.5代ライン、半分凍結の可能性表明

 
 中華映管(CPT)の邱創儀総経理は23日、現在の生産能力利用率が平均60%にまで下落しているため、第4.5世代の生産ライン2本のうち1本を凍結する可能性も視野に入れていると明らかにした。24日付工商時報が伝えた。

 華映は23日、従業員とその家族のためのイベントを開催し、同社上層部から現在の景気に対する見方が示された。邱総経理は「景気が悪いとき、より悪い想像をしがち。実際は伝えられているほど悪くない」としながらも、「現時点で操業停止しているラインはないが、今後も景気低迷が続けば、運営効率を上げるため、生産ラインの統廃合も考えられる」と表明した。

 林蔚山董事長は、パネル業界で価格下落により来年の資金繰りに問題が出てくるという観測に対し、「昨年プライベートエクイティの投資ファンド(PEF)、米ウォーバーグ・ピンカス(WP)という戦略パートナーを得たことが財務上の大きな支えとなっている」と語り、同社の財務に過大な心配は不必要だという見方を示し、今後も新たにこのようなパートナーを持つ可能性もあると指摘した。また、林董事長はディスプレイサーチ(市場調査会社)の予測通り、来年下半期に景気が好転することを期待すると語った。