ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

個人向け新規融資、前月比7.7%の大幅減


ニュース 金融 作成日:2008年11月25日_記事番号:T00011812

個人向け新規融資、前月比7.7%の大幅減

 
 域内5大銀行による個人向けローン(住宅ローンを除く)の10月新規融資額は、前月比で7.76%大幅減少の、64億7,400万台湾元(約188億円)となった。住宅ローンの新規融資額も前月比微減の341億1,400万元となり、消費の冷え込みを反映していると25日付経済日報は指摘している。

 中央銀行は、個人向け融資の縮小は、個人が融資を控えていることのほか、銀行側がリスクを避けるため、与信審査を厳しくしていることが原因に挙げられると指摘した。

 一方、法人向け融資は拡大しており、融資期間3年以上の「資本支出融資」が、10月は前月比18億3,700万元増の297億4,300万元となった。融資期間1~3年の「運転資金融資」は、前月比25億1,910万元増の7,016億1,900万元で、単月では過去最高となった。

 同調査の対象となった域内5大銀行は、▽台湾銀行▽合作金庫銀行▽第一商業銀行▽華南銀行▽彰化商業銀行──。