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住宅価格の値引率、20%以上に=住商不動産調査


ニュース 建設 作成日:2008年11月25日_記事番号:T00011817

住宅価格の値引率、20%以上に=住商不動産調査

 
 不動産仲介大手の住商不動産が10月1日から11月20日までの住宅売買契約について調べたところ、住宅価格の交渉による値引き率が20%に達し、物件を売り出してから成約するまでの所要日数も今年上半期の50日前後から60日に延びた。共に年初来で最高の数値だ。25日付中国時報が報じた。

 住商不動産の企画研究室の徐佳馨主任は「来年は春節(旧正月)が1月末と例年に比べて早い時期の上、『(結婚に適さないとされる)孤鸞年』に当たるため、例年不動産市場が活況の第4四半期を過ぎると、不動産購入需要は大幅に冷え込む。売り手は注意が必要だ」と指摘した。

 一方、台湾房屋の不動産研究室によると、今年第1~3四半期の不動産売買に伴う所有権移転戸数は30万戸余りで、第4四半期の6万~8万戸を加えると、通年では36万~38万戸が見込まれる。売買件数は伸び悩んでいるが、低迷した2000年の32万戸、03年の34万戸は上回る見通しだ。