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PTA最大手の中美和、20%の人員削減へ


ニュース 石油・化学 作成日:2008年11月25日_記事番号:T00011821

PTA最大手の中美和、20%の人員削減へ

 
 台湾中油と英石油大手BPの合弁会社で、高純度テレフタル酸(PTA)域内最大手の中美和石油化学(CAPCO)が来年初頭に、従業員の20%に当たる人員削減を実施する見通しだ。25日付経済日報が報じた。

 中美和の公会(労働組合)によると、会社側から先週「早期退職優遇制度」が示された。12月に発表、来年1月に実施される予定で、従業員を現在の80%まで減らす計画だという。

 同社の高雄工場では300人強、台中工場では100人強が勤務しており、対象となるのは約80人とみられる。

 石化業界は第3四半期から需要低迷と価格下落が続き、生産の縮小や一時停止に追い込まれている。また人件費低減のため、従業員に無給休暇を取らせる企業も出ているほどだ。