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自動車各社、人員削減を検討


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2008年11月25日_記事番号:T00011823

自動車各社、人員削減を検討

 
 24日付工商時報によると、市場の著しい低迷に見舞われている域内自動車メーカー各社が、不景気が続くという前提で生産ラインの人員削減を検討している。
 
 三陽工業は、ワーカー全体の1割、200人余りに上る外国人など非正規労働者について、削減を検討している。今年5月と9月に人員削減を行った裕隆汽車も、春節(旧正月)後に新たな人員削減を行う可能性があるとしている。このほか、今年1~9月の赤字額が2億7,000万台湾元(7億8,000万円)に達した中華汽車工業は、年末までに100人以上の人員削減を行うという観測が伝わっている。 
 
 なお、中華汽車工業と国瑞汽車は12月、生産ラインで週休3日の措置をとる。三陽工業も11月と同様、月間で土日以外の休日を計10日設定する。各社では、残業時間を増やして生産を急ぐ例年の前のシーズンとは、大きく異なる光景が現出している。