ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

国際会計基準、13年に全面採用


ニュース その他分野 作成日:2008年11月26日_記事番号:T00011837

国際会計基準、13年に全面採用

 
 行政院金融監督管理委員会(金管会)は、国際財務報告基準(IFRS、通称・国際会計基準)を上場企業(店頭、非公開株市場を含む)と金融機関で2012年から先行採用し、2013年から全面的に採用する方針を固めた。金管会は、国際会計基準の採用に向けた専門作業グループを正式に稼働させ、準備作業を進める。26日付工商時報が伝えた。

 国際会計基準は、10年6月までに会計研究発展基金会が翻訳を完了し、11年から企業が繰り上げ採用することを認める。証券取引所などは新基準移行に伴う影響について調査を進める方針だ。

 このうち、保険業界は国際会計基準で長期保険契約の損失計上が義務付けられることを懸念している。監督機関は今後、国際会計基準が保険会社の会計処理に与える影響を精査し、法律を通じて一部基準を適用除外とすることも検討していく。