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バス事故頻発、車体傾斜テスト義務付けへ


ニュース 社会 作成日:2007年6月26日_記事番号:T00001184

バス事故頻発、車体傾斜テスト義務付けへ

 交通部は25日までに、台北市陽明山で8人が死亡した事故などバス事故での多数の乗客が死亡する事態が相次いでいることを受け、欧州連合(EU)の規定を参考に、来年末から観光バスに車体傾斜テストによる安全認証を義務付ける方針を固めた。26日付聯合報が伝えた。

 交通部によると、台湾の観光バスは、輸入した車台に国産の車体を結合させたものが多く、重大事故で車体がばらばらになり、乗客が車外に放り出される危険性が指摘されている。

 このため、車体を毎秒5度の速さで、深さ80センチの溝に傾斜させる方法で、車体の強度を検査することにした。実際の事故では数十メートル落下するケースもあり、テスト方式が不十分との意見もあるが、交通部はテスト実施で安全性が高まるとしている。