ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

高級宝石、売り上げ2割落ち込む


ニュース 商業・サービス 作成日:2008年11月26日_記事番号:T00011840

高級宝石、売り上げ2割落ち込む

 
 世界的な金融危機を受け、高所得者層の購買意欲も減退しているようだ。26日付中国時報によると、価格が100万台湾元(約286万円)クラスの高級宝石は、販売量が2割も落ちているという。

 台北市東地区の、商品価格は10万元以上からというある高級宝飾店では、主力の100万元以上の高級宝石について、今年の10月から購入する客がぱったりいなくなったという。売り切れの対応に追われていた昨年からは大きな様変わりで、店主は「商売を続けるには自分の不動産を処分しなければいけない」と嘆いている。

 ダイヤモンドのブランド、ハーツ・オン・ファイヤーの謝淑英アジア地区総裁も、「2カラット以上で100万元クラスの商品は、9月中にはまだ多くの購入があったが、10月以降は価格の問い合わせばかりで、売り上げは2割減少している」と語った。

 謝総経理は、「景気低迷期には0.2~0.3カラットで10万~20万元の比較的低価格の商品で顧客を確保し、景気が好転すればさらに上のクラスの商品の販売を狙う」と当面の対応策を語った。