ニュース 建設 作成日:2008年11月26日_記事番号:T00011842
台北市政府が松山たばこ工場跡地に建設を予定している台北文化体育園区(通称・台北ドーム)は、当初2010年の完成、11年の供用開始が見込まれていたが、都市計画設計審議や環境影響評価などの手続きが終了しておらず、建設のめどが立たない状況が続いている。25日付聯合晩報が伝えた。
台北市政府教育局は、一連の手続きが進行中で、建設母体となる遠雄集団に用地が引き渡されるのは、来年3月になるとの見通しを示した。
建設予定地が松山空港に隣接していることも手続き難航の要因だ。教育局は敷地内に高層のホテルや商業施設、観覧車などを建設できるよう交通部民用航空局に建物の高さ上限を現在の90メートルから150メートルまで緩和することを求めている。
ただ、台北市議会で行われた集中審議では、市政府が遠雄集団(ファー・グローリー・グループ)の開発構想に配慮し、建築制限の緩和などを求める余り、計画が遅れているとの批判が相次いだ。
台北市都市発展局の丁育群局長は「この計画にかかる審議案件は非常に多く、遠雄集団が建設許可を取得できるのは1年~1年半後になる」との見方を明らかにした。
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