ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

織布産業が苦境、「Q4はショック状態」


ニュース その他製造 作成日:2008年11月26日_記事番号:T00011843

織布産業が苦境、「Q4はショック状態」

 
 長繊維織布の台湾富綢繊維総経理で大宇紡織董事長も兼任する張生氏は、域内織布業界は第4四半期、川上原料メーカーで相場の下落に見舞われ、川下メーカーでも競合国の通貨が台湾元より大きく下落したことで価格競争力が下がって受注が減少するダブルパンチを受け、「ショック状態」に陥っているとの見方を示した。26日付経済日報が報じた。

 今年第1~3四半期の純利益は、台湾富綢が前年同期比の2倍に当たる2,608万台湾元(約7,420万円)で、大宇は4,211万元。同業界も今年の世界経済の低迷によるダメージを受ける中、スカートやズボンの材料を主力製品としていたことが好調の要因とみられる。しかし、第4四半期の見通しについては、両社ともに、これまでの利益を守り、損益分岐点を維持するだけで精いっぱいとなりそうだ。