ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

高鉄台中駅、カジノ園区構想浮上【表】


ニュース 建設 作成日:2008年11月26日_記事番号:T00011844

高鉄台中駅、カジノ園区構想浮上【表】

 
 台湾高速鉄路(高鉄)5駅(桃園、新竹、台中、嘉義、台南)の周辺エリア開発のうち、台中駅周辺では「ショッピング・娯楽エリア」としての開発が見込まれているが、台湾高速鉄路公司ではカジノ産業を導入する計画が浮上している。同駅周辺は比較的土地が狭く、活発な産業を引き込んでこそ商機を創造できるとの考えだ。26日付経済日報が報じた。
T000118441

 
 台湾におけるカジノ事業の開放についてはこれまで、澎湖などの離島で優先的に進められるという方向性が政府から示されているが、台湾高鉄の欧晋徳執行長は、「離島は決してカジノ事業に適しているとは言えない。台湾のどこにいても、高鉄に乗れば1時間以内に来られる台中駅こそ最適」と強みを強調した。

 欧執行長はまた、「ラスベガスなど海外の例を見ても、カジノ産業の発展した都市は、家族旅行に適した機能も備えている」と語った。賈先徳副総経理は、「中部地区は観光資源が豊富で、海外コンサルタント会社からも、台中駅周辺は家庭向け娯楽産業発展の条件を備えていると評価されている」と自信を示した。