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石油・化学
作成日：2008年11月26日_記事番号：T00011847
国喬石化、早期退職を奨励
ＡＢＳ（アクロルニトリル、ブタジエン、スチレン）大手の国喬石油化学（グランド・パシフィック・ペトロケミカル）は24日、リストラの動きが伝えられていることに関して、早期退職を奨励することで人事調整に乗り出していることを認めた。26日付経済日報が伝えた。
同社が早期退職を奨励しているのは、勤続15年以上で55歳以上、または勤続満25年の従業員が対象で、退職者には３カ月分の給与を追加支給するとしている。実施１週間で４人が申請したという。強制的なリストラについては、絶対に行っていないと強く否定している。
石化中間原料の需要減退に伴って関連メーカーの業績が不調に陥り、減産などで対応する中、従業員の間ではリストラへの懸念が高まっているもようだ。
