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車両公会、トップに陳国栄・裕隆総経理


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2008年11月26日_記事番号:T00011851

車両公会、トップに陳国栄・裕隆総経理

 
 自動車業界団体の台湾区車両工業同業公会は25日、役員改選を行い、裕隆汽車の陳国栄総経理を理事長に選出した。26日付工商時報が伝えた。

 陳新理事長は「両岸(中台)自動車産業間における協力の枠組み構築を前進させ、貿易のバランスが取れる範囲内で車両やパーツの関税が撤廃され、両岸で車種の相互補完が達成できることを望む」と述べた。

 陳新理事長はまた、台湾の自動車メーカーの生産能力64万台に対し、今年の生産台数は18万台、設備稼働率が28%にとどまるとの見通しを示した上で、「生産額が3年連続のマイナスとなり、輸出も親会社の規制を受け、成長の余地が限られている問題をまず解決すべきだ」と訴えた。

 また、政府の貨物税率の見直し、ハイブリッドカーなど環境に配慮した自動車の開発奨励などを政府に求めていく方針を示した。

 常務理事には、疋田亮(国瑞汽車総経理)、劉興台(中華汽車執行副総経理)、黄光武(三陽工業総経理)、張俊彦(福特六和副総経理)、楊銀明(建大工業董事長)、呉永豊(東陽実業董事長)、呉俊億(大億交通董事長)、黄教信(台湾スズキ董事)の各氏、常務監事には劉金標(ジャイアントMFG董事長)、奚志雄(信昌機械総経理)、高山健(協祥機械董事長)の各氏がそれぞれ就任した。