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不景気対策で人件費抑制、企業の46%=1111人力銀行


ニュース その他分野 作成日:2008年11月27日_記事番号:T00011873

不景気対策で人件費抑制、企業の46%=1111人力銀行


 年末に失業者が爆発的に増えるとの見方が強まる中、大手求人求職サイト、1111人力銀行が11月初旬に行った調査によると、企業経営者の66%が「不景気でダメージを受けている」と回答し、46.8%が「人件費を抑えてコストを低減する」と答えた。約2割の企業では「既にリストラを実施した、または決定している」という。「営業停止を検討」している経営者も13%に上った。27日付工商時報が報じた。

 1111人力銀行の調査によると、「人件費抑制」とは、▽人員削減▽新規採用の停止▽ボーナスや福利厚生費の縮小──などを含む。また、同社サイト上の求人件数も今年11月は約18万件で、前年比5万人近く(約21%)減少しているという。

 一方、104人力銀行も10月末に同社サイト上で人材を募集している企業に対しアンケート調査を行ったが、約8割の企業が「今年は売り上げが2割落ち込んだ」と答え、「業務が減ったため人員を削減せざるを得ない」と回答した。約1割の企業が既にリストラを実施済みだという。人員の削減幅は平均13%で、そのうち建設関係業界が約18%で最悪となった。