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台湾がプレミア12で初優勝、決勝で日本完封(トップニュース)/台湾


ニュース 社会 作成日:2024年11月25日_記事番号:T00118787

台湾がプレミア12で初優勝、決勝で日本完封(トップニュース)/台湾

 野球の国際大会、「プレミア12」の決勝が24日夜、東京ドームで行われ、台湾代表が4対0で日本代表を制した。プレミア12で初めての優勝を手にし、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)、五輪を合わせた三大国際大会でも初めての優勝となった。台湾代表キャプテンの陳傑憲・選手(統一ライオンズ所属)は試合後、「チームはこれまで評価されず、笑われてきたが、走り続け、ついに優勝を手にした」と涙と笑顔で語り、「世界に台湾を見せつけた」とファンとチームに対し謝意を伝えた。25日付聯合報などが報じた。

/date/2024/11/25/00team_2.jpg台湾代表は、台湾野球史上で初めて成し遂げた勝利をかみしめた(24日=中央社)

 今大会、台湾と日本の対戦は決勝戦を含めて3回。台湾は16日、台北大巨蛋(台北ドーム、台北市信義区)で行われたオープニングラウンドでは、日本に1対3で敗れ、23日に東京ドームで行われたスーパーラウンドでも6対9で日本に敗れた。

 決勝戦はファン4万人以上が見守る中、台湾は0対0で迎えた5回表で、林家正・選手がソロ本塁打を放ち、1点を先制した。続いて、陳傑憲・選手が3ラン本塁打をたたき出し、一挙4点を先行した。投手陣は無失点リレーをつなぎ、完封勝利した。日本の国際大会での連勝は27でストップした。

/date/2024/11/25/00captain_2.jpg3ラン本塁打を放ち、初優勝の立役者となった陳傑憲・選手は、今大会の最優秀選手(MVP)に選出された(24日=中央社)

 曽豪駒・監督は、「この喜びを全ての野球ファンと関係者に捧げたい。われわれは強豪チームに一歩近づけた。これからも努力を続け、強豪チームに挑戦し続ける」と語った。

■台湾中が祝福ムード

 台湾代表の三大国際大会での最高成績は1992年のバルセロナ五輪で獲得した銀メダルで、決勝戦に進出した唯一の試合だった。今大会は32年ぶりの決勝進出。世界ランキングで上位を維持しているが、三大国際大会では結果を残せていなかった。

 台湾代表はきょう25日午後9時ごろに帰台する予定だ。野球ファンとして知られる頼清徳・総統は24日、帰台する選手たちの飛行機を戦闘機でエスコートするほか、総統府で選手たちと面会し、パレードを行う計画だと明かした。

 台湾代表の28人は教育部体育署から1人当たり700万台湾元(約3300万円)の報奨金が贈られる。

 コンビニエンスストア大手4社は、台湾代表の優勝を祝い、25日から入れたてコーヒーを1杯購入すれば、2杯目が無料となる「買1送1」などのキャンペーンを実施している。レストランや飲料店チェーンも「買1送1」などを提供している。

 

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