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中鋼の来年Q1価格、過去最大の2割引き下げ【表】


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2008年11月27日_記事番号:T00011882

中鋼の来年Q1価格、過去最大の2割引き下げ【表】

 
 中国鋼鉄(CSC)の26日発表によると、来年第1四半期の域内オファー価格は1トン当たり平均7,058台湾元(約2万円)、22.56%もの大幅値下げとなった。値下げ額、値下げ率ともに同社創業以来最大だ。27日付経済日報が報じた。
 
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 製品別の新価格と値下げ幅は、▽熱延製品、2万200元(28%)▽冷延製品、2万2,900元(24.7%)▽線材、2万4,100元(22.5%)▽電気亜鉛めっきコイル、2万6,400元(23.3%)▽溶融亜鉛めっきコイル、2万7,800元(21.6%)▽電磁コイル、2万6,200元(23.4%)▽鋼板、2万9,400元(13.4%)──。

 世界的な景気低迷で国際鉄鋼価格が下落する中、中鋼は今回の大幅値下げについて、「出荷促進と川下メーカーのコスト低減をはかることが目的」としている。また、市況を適宜反映するため、来年の第2四半期から価格発表を現在の四半期ごとから月ごとに変更することも検討している。

 また、同社および子会社の中鴻鋼鉄や中龍鋼鉄について、「人員削減、給与カット、支援、再建は行わない」との考えも表明した。