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米司法当局、南亜科技の特許侵害を認定


ニュース 電子 作成日:2008年11月27日_記事番号:T00011888

米司法当局、南亜科技の特許侵害を認定

 
 メモリー設計業者の米ランバスが、台湾の南亜科技などに特許を侵害されたと訴えた訴訟で、米カリフォルニア州連邦地裁は26日までに、予審段階で特許侵害を認定する判断を下した。

 ランバスが訴えているのは、南亜科技のほか、韓国のサムスン電子とハイニックス半導体、米マイクロン・テクノロジーの各社。

 業界関係者は「特許侵害訴訟には長期間を要する。最終判断で予審と同じ判断が出て、賠償命令や販売禁止処分が下されても、被告は必ず上訴するとみられるため、短期的な影響は大きくない」と指摘した。

 南亜科技は現在、ランバスとの間で3件の特許訴訟を抱えている。うち2件は南亜科技がランバスの特許無効を主張して訴えたもので、今回特許侵害認定が出たランバス側が南亜科技を訴えた残る1件に当たる。