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既婚女性の職場復帰率、過去最高の41%


ニュース その他分野 作成日:2007年6月27日_記事番号:T00001190

既婚女性の職場復帰率、過去最高の41%


 行政院主計処が3年に一度発表する「女性の結婚・育児と就業調査」によると、2006年の15~64歳の既婚女性の職場復帰率は過去最高の41%に上った。20年前と比べると2倍近くに増えており、世帯の経済的負担が重くなっていること、女性の学歴向上が背景にある。26日付中国時報が伝えた。

 調査によると、結婚によって退職した女性は約152万人、離職率は34%に上った。このうち約6割は再び仕事をしておらず、主計処では、「約90万人の労働力流失に等しい」としている。

 結婚によって退職した女性は、約7割が「育児の準備」を退職の理由に挙げており、「勤務地が不便」がこれに次ぐ。職場に再復帰するまでの時間は平均7年3カ月で、子供が生まれてから小学校に入学するまでの年月に相当する。

 職場への復職率が高いのは専門分野のある女性で50%。一方、職場を離れてから長い時間がたちすぎていたり、専門分野がない場合は、再就職は比較的困難なようだ。
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