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海空運の貨物直航、「積替貨物も原則可」=交通部


ニュース 運輸 作成日:2008年11月28日_記事番号:T00011906

海空運の貨物直航、「積替貨物も原則可」=交通部

 
 12月15日に予定される中台間の海空貨物直航便の就航を控え海運・空運業界から、中国から台湾を経由して第三国・地域へ輸送する「積替え貨物」が同航路では認められないのではないかとの懸念が出ていたが、交通部の游芳来政務次長は27日、「海運に関しては積替え貨物の取扱不可という制限はない。空運に関しても(中台)双方の業者が提携契約を結べば可能」という説明を行った。28日付工商時報などが報じた。

 また海運直航便の輸送能力割り当てについては、12月2日に中国の海峡両岸航運交流協会(陸航会)の胡漢湘理事長が来台して、台湾の海峡両岸航運協会(台航会)と協議を行う。両会は「対等」を原則とし、トン数を基準に協議を行い、台湾側は業者の要求を基に合計1万7,620TEU(20フィートコンテナ換算の積載能力)の輸送能力を要求し、直航航路の運航許可などのライセンス有効期限を1年間とする案を提出するとみられる。