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自賠責保険の賠償、上限引き上げへ


ニュース 金融 作成日:2008年11月28日_記事番号:T00011909

自賠責保険の賠償、上限引き上げへ

 
 行政院金融監督管理委員会(金管会)は27日、強制自動車責任保険(自賠責保険に相当)による入院、看護保障などの金額を20~66%引き上げる方針を明らかにした。近く草案を示した上で実施に移す方針だ。28日付工商時報が伝えた。

 今回の見直しでは、入院費用の1日当たり支給額上限が現行の1,200台湾元から1,500元(約4,300円)に引き上げられるほか、入院中の食費の支給額も上限が現行の130元から180元に増額される。

 また、義手、義足の製作費用も支給上限が1本当たり現行の3万元から5万元に改定される。このほか、全民健康保険の適用対象外の医療材料、積極的治療効果がない装着具に関しても支給額は上限が現行の1万元から2万元に改められる。

 このほか、被害者が医療機関に通院するための交通費に関しては、これまで明確な定義がなかったが、新たに上限額を2万元に設定する。