ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

11月の消費者信頼感指数、「就業機会」が特に悪化【図】


ニュース その他分野 作成日:2008年12月1日_記事番号:T00011932

11月の消費者信頼感指数、「就業機会」が特に悪化【図】

 
 中央大学台湾経済発展研究中心(台経中心)が28日発表した11月の消費者信頼感指数(CCI)は、前月比で2.22ポイント下落して50ポイントとなり、2001年の調査開始以来の最低値を5カ月連続で更新した。CCIを構成する6項目のうち「今後半年間の域内就業機会」の下落幅が最も大きく、前月比10.1ポイント下落し54.8ポイントとなった。29日付蘋果日報が報じた。

 輔仁大学統計資訊学系の謝邦昌教授は、政府は特に25~45歳の世代、および高学歴者の就業問題に注意を払うべきだと指摘した。 
T000119321

 
 また、ほかの4項目も軒並み下落し、▽今後半年間の耐久性消費材(不動産、自動車など)購入のチャンス、89.55ポイント(前月比3.6ポイント下落)▽今後半年間の株式投資のチャンス、45.7ポイント(3ポイント下落)▽今後半年間の域内景気、42.35ポイント(1.25ポイント下落)▽今後半年間の家庭の経済状況、42.9ポイント(1.2ポイント下落)──となった。
 
 唯一上昇したのは「今後半年間の物価水準」で、前月比5.85ポイント上昇し24.7ポイントだった。