ニュース
運輸
作成日：2008年12月1日_記事番号：T00011936
ＭＲＴ南港駅、12月20日にも開通へ
台北都市交通システム（ＭＲＴ）板南線（昆陽～永寧）のうち、昆陽駅から南港駅までの延伸区間が早ければ今月20日にも開通する見込みとなった。南港駅では台湾鉄路（台鉄）との乗り換えが可能となり、将来は台湾高速鉄路（高鉄）も同駅まで延伸する。また、板南線は2010年末までには南港展覧館まで延伸する。１日付蘋果日報が伝えた。
交通部の実地調査委員会は30日、開通前の実地調査により「８項目の改善が必要」という結論を提出した。８項目は、トンネルの排煙設備の修正に多少時間がかかるとみられる以外は軽微なもので、今後台北市政府の確認手続きを経た上で、約１週間後に改めて交通部に許可申請を行い、順調であれば20日には開通する見込みだ。
昆陽から南港、南港展覧館までの全長2.5キロメートルは「全断面防水門」が採用され、台風などの災害時に閉じることで浸水被害を防ぐことができる。
