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台電の太陽光発電システム、台達電が落札


ニュース その他製造 作成日:2008年12月1日_記事番号:T00011943

台電の太陽光発電システム、台達電が落札

 
 台湾電力(台電)が行った台中火力発電所の貯水槽上に取り付ける太陽光発電システムの競争入札は、太陽電池事業を積極展開する電源アダプタ最大手、台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)が、茂迪科技(モーテック・インダストリーズ)、?邦国際科技工程(キング・ポリテクニック・エンジニアリング=KPEC)など9社との競合の中、落札に成功した。29日付蘋果日報が報じた。

 同プロジェクトは金額にして2億8,000万台湾元(約8億300万円)規模とされ、発電システムの総出力は1.5メガワット(MW)で、来年着工、2年後の完成を予定している。台達電としては、高雄市で来年7月に開催されるワールドゲームズのメインスタジアム屋根への太陽光発電システムに続く公共工事落札となる。

 今回の落札は、連結売上高が年間1,700億元を超える台達電にとっては小規模なものだが、蘋果日報では、「台電の大規模プロジェクトを初めて落札したことは、今後潜在的な商機につながる重大な意義を持つ」と指摘している。