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旭硝子の第5ガラス溶解炉、台南科技工業区が有力


ニュース その他製造 作成日:2007年6月27日_記事番号:T00001195

旭硝子の第5ガラス溶解炉、台南科技工業区が有力


 旭硝子の台湾子会社、旭硝子発殷科技(旭硝子ファインテクノ台湾)は、計画中の第5ガラス溶解炉の建設地として台南科技工業区を有力視しているもようだ。27日付工商時報が伝えた。

 旭硝子は当初、台南県政府が液晶パネル関連企業の誘致を目的に開発を推進している樹谷園区への進出を見込んでいた。しかし、環境影響調査の難航で建設が困難となったため、建設地の見直しを迫られていた。旭硝子はすでに樹谷園区にガラス加工、切断工場を設置しているが、同工場も台南科技工業区への移転を検討していく。

 経済部関係者によると、旭硝子は台南のほか、高雄県路竹科学園区、雲林科技工業区などを候補地として、第5ガラス溶解炉の建設地を検討してきたが、主要顧客の奇美電子(CMO)に近く、樹谷園区からも4キロしか離れていない台南科技工業区が最有力という。