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中部科学園区、光電・半導体が業績不振


ニュース 電子 作成日:2008年12月1日_記事番号:T00011950

中部科学園区、光電・半導体が業績不振

 
 中部科学工業園区(中科)管理局は28日、光電産業と半導体産業の進出企業による9~10月の売上高が7~8月に比べそれぞれ20%、21%減少したと発表した。両産業の売上高がそろってマイナスとなるのは2003年の企業進出開始以来初めて。29日付経済日報が伝えた。

 中科全体での1~10月の売上高は前年同期比25%増の2,656億台湾元(約7,617億円)で、通年では3,000億元程度となる見通しだ。成長の急激な鈍化により、当初目標の3,600億元を達成できないことは確実となった。

 管理局は「欧米の液晶パネル市場の需要が後退し、液晶パネル産業の川下から川上まで影響を与えた」と指摘した。

 DRAM産業も9~10月の売上高が7~8月に比べ21%減少。精密機械の売上高は同じ期間に25%増加した。

 また、不調の光電産業の中で発光ダイオード(LED)と太陽電池関連の売上高は同じ期間にそれぞれ27%、18%の伸びを示した。