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竹科の1〜10月売上高、前年比5.2%減少【表】


ニュース 電子 作成日:2008年12月1日_記事番号:T00011953

竹科の1〜10月売上高、前年比5.2%減少【表】

 
 新竹科学工業園区(竹科)、中部科学工業園区(中科)、南部科学工業園区(南科)の域内3大科学園区の進出企業の1~10月の売上高は1兆6,552億台湾元(約4兆7,500億円)で、前年同期比成長率は3.4%となった。1~8月は約10%だったため、金融危機の影響で最近2カ月で売上高が急減していることがうかがえる。29日付経済日報が報じた。
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 特に売上高規模が最大の竹科では、今年1~10月は8,982億元と、前年同期の9,457億元から5.2%減少した。同園区は進出企業451社のうち、45%に当たる204社を半導体企業が占めている。半導体業界の不振が同園区全体の売り上げ減少に大きく影響している。

 園区内の企業は、例年は春節(旧正月)期に2~3日の日程で行う年次保守を、今冬は時期を前倒し、かつ長期にわたって行うと伝えられている。操業するだけで1日当たりの損失が1日8,000万元から1億元に上るといわれるDRAM業者が率先するとみられ、▽力晶半導体(PSC)、11日間(例年は1週間)▽茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)、3週間▽聯測科技(UTC)、13日間──の予定が確定しているもようだ。30日付工商時報は、今後2カ月間で大規模な操業停止・年次保守が次々と行われると予測している。