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台湾中油、南星埋立地に製油所移転へ


ニュース 石油・化学 作成日:2007年6月27日_記事番号:T00001196

台湾中油、南星埋立地に製油所移転へ


 台湾中油は、高雄製油所の移転先として、高雄市南部の大林埔臨海地区で進められる埋立事業「南星計画」の用地を有望視しており、現在保有する成功工場の用地と交換で241ヘクタールを確保する方向で、同市政府と調整している。27日付経済日報が伝えた。

 台湾中油は高雄製油所を南星埋立地に移転し、年産100万トンのエチレンプラントの建設を見込むほか、仁大石化工業区の石油化学業者20社を進出させたい考え。同社は2015年を移転期限としており、来年にも同製油所の第3次撤去移転工事に入る計画。

 市政府は、台湾中油の成功工場(敷地面積12.98ヘクタール)の用地と交換で南星埋立地の用地211.9ヘクタールを提供することに基本的に同意している。台湾中油は独自に29.6ヘクタールを追加で埋め立てる計画。市政府は成功工場跡地に「高雄世界貿易センター・国際会議センター」の建設を計画している。