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中台チャーター便、消基会が3割値下げ呼び掛け【表】


ニュース 運輸 作成日:2008年12月2日_記事番号:T00011966

中台チャーター便、消基会が3割値下げ呼び掛け【表】

 
 今年7月に就航した中台間の週末直航チャーター便の料金が、航空燃油価格の下落にもかかわらず、依然香港・マカオでの乗り継ぎ便と大差ないか、航空会社や路線によっては上回っているため、財団法人消費者文教基金会(消基会)は1日、「まず3割の値下げを行うべき」と航空各社に呼び掛けた。2日付聯合報が報じた。

 現行の週末チャーター便は、台北~上海の所要時間は144分で、香港乗り継ぎの240分と比べて約4割短い。しかし、復興航空(トランスアジア・エアウェイズ)の1年オープンのチケット料金はチャーター便が2万1,614台湾元(約6万円)と、乗り継ぎ便の2万1,581元よりも0.2%高い。期間90日の場合は、チャーター便1万6,799元、乗り継ぎ便1万4,605元と、チャーター便のほうが15%高い。中国東方航空の1年オープンは、チャーター便2万4,877元、乗り継ぎ便2万811元で、チャーター便が20%も高くなっている。長栄航空(エバー航空)の30日チケットも、チャーター便1万3,499元、乗り継ぎ便1万2,037元で、チャーター便が10%高い。

 このため消基会では、週末チャーター便は3割値下げして、かつ価格は乗り継ぎ便より2割安くすべきだとしている。今月中旬からは平日チャーター便が就航し、ルートもより短くなるが、平日便は将来的に42%の値下げが可能と主張している。
 
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