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中古車の買い替え、3万元減税案に財政部同意


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2008年12月2日_記事番号:T00011982

中古車の買い替え、3万元減税案に財政部同意

 
 自動車市場てこ入れを目的とした救済案で、中古車の買い替えに際し、3万台湾元の貨物税(物品税)減税措置を1年限定で導入することにこのほど財政部が同意し、貨物税条例改正案が近く立法院に提出される見通しとなった。2日付工商時報が伝えた。

 台湾では排気量に従って自動車に20~30%の貨物税が課されている。しかし、自動車販売台数が2年前の50万台から今年は23万台以下に落ち込む見通しとなり、税収も伸び悩んでいる。

 政府試算によれば、物品税引き下げで短期的には70億台湾元(約196億元)の税収減となる。しかし、自動車販売が伸びれば、ナンバープレート税や燃料税の増収にもつながる。

 裕隆汽車の韓正平副総経理は、「全土には車齢10年以上の中古車が10万台以上あり、貨物税減税で自動車市場が刺激される」と期待を込めた。