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ハンスター、武漢工場閉鎖か


ニュース 電子 作成日:2008年12月2日_記事番号:T00011987

ハンスター、武漢工場閉鎖か

 
 2日付経済日報によると、瀚宇彩晶(ハンスター)がモニターなど受託大手の冠捷科技(TPVテクノロジー)と合弁で設立した中国武漢のパネル後工程モジュール(LCM)工場を、12月中に閉鎖するとの観測が出ている。パネル業界では台湾域内の前工程工場は既に大幅な減産に入っており、中国の後工程工場も影響は避けられないようだ。

 これについてハンスターは、「分からない」とコメント。域内の前工程減産を受け、後工程も歩調を合わせるが、南京と武漢の2カ所の工場でどのような割合で行うかは確定していないと説明した。また、主な供給先のTPVの方針を考慮する必要があるとしている。ハンスターは11月、高雄の後工程工場の閉鎖に踏み切っている。

 サプライヤーによると、武漢工場は生産能力が20万枚と規模が比較的小さく、主に中国の中堅都市向けに出荷しているという。実際に閉鎖となれば、中国の内需市場の不調も関係あるものとみられる。