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新世紀光電、世界大手からLED光源を受注


ニュース 電子 作成日:2008年12月2日_記事番号:T00011989

新世紀光電、世界大手からLED光源を受注

 
 発光ダイオード(LED)上流エピウエハーメーカー、新世紀光電(ジェネシス・フォトニクス)の林岳志董事長特別助理は、プリンターの世界2大手から黄色、緑色、青色のLED光源を受注したと表明した。新たな応用領域への参入に鍾寛仁同社董事長は、「世界の大手メーカーからの受注は、当社の技術が最高水準に達していることを証明した」と胸を張った。また同社は、世界で初めてGaN(窒化ガリウム)技術によって黄色LEDを生産するメーカーとなる。2日付経済日報が報じた。

 林特別助理によると、新世紀が現在出荷しているLED光源は月間500万~1,000万粒で、大手2社からの受注により、来年は大幅な増加が見込まれるという。ただ同社は発注元を明らかにしていない。

 日本の沖データが最も早く開発を進めたLED光源採用のプリンターは、経済日報によると解像度は従来型のレーザープリンターに劣るが、低コスト・軽量で、有害物質や嫌な臭いを低減でき、さらに従来機よりも立ち上がりが早いという利点を持つ。現在、環境問題への関心が高い欧州やカナダなどで急速にシェアを伸ばしているという。