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作成日:2008年12月3日_記事番号:T00011997
元日から4連休決定,、個人消費拡大に期待
2009年の元日から4日間を連休とする政府行政機関の年間スケジュールが2日発表された。行政院人事行政局は、旅行や観光など消費喚起の効果を期待している。3日付蘋果日報などが報じた。
これにより公務員は、従来出勤日とされていた1月2日(金)が休みとなり、1月10日(土)が振替で出勤となる。民間企業は各企業が、教育機関は教育部がこれに従うかを判断する。
オンライン旅行会社の台湾最大手、易遊網(ezトラベル)は、域内旅行なら2泊3日で1人約1万台湾元(約2万8,000円)、海外旅行なら台湾人観光客のビザが免除される東京、マカオ、グアムが1人2万元の旅行代金で楽しめるとしており、商機を見込んでいる。
小売、ホテル業では、百貨店の京華城(リビング・モール)が、4連休でない場合と比べ50%売り上げが伸びると大幅な成長を期待。このほか、遠東百貨は10~20%、量販店の愛買は30~40%、晶華国際酒店(フォルモサ・インターナショナル・ホテルズ)集団はレストラン事業で10%の増収を見込んでいる。
結婚予定カップル、不満続出
一方、振替出勤となる1月10日に結婚披露宴、婚約披露パーティーを予定しているカップルからは、家族や親戚、友人知人の参加が難しくなると不満の声が上がっている。同日はちょうど旧暦で結婚にふさわしい吉日に当たり、翌週の17日(土)は結婚に向かない日とされているため、影響を受ける人が特に多いようだ。