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テレビ通販の富邦momo購物台、百貨店開業へ【表】


ニュース 商業・サービス 作成日:2008年12月3日_記事番号:T00012004

テレビ通販の富邦momo購物台、百貨店開業へ【表】

 
 テレビショッピングの富邦momo購物台やネット販売、カタログ販売などを手掛ける富邦集団が、台北市の信義計画区に百貨店の出店を計画している。店名はテレビチャンネルと同じ「momo百貨」となる予定だ。3日付工商時報が伝えた。
 
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 富邦集団は今年10月、信義開発区A10区画の土地使用権(50年間)を36億7,700万台湾元(約103億円)で獲得し、富邦人寿保険が複合式商業ビルの建設を計画している。momo百貨は1~3階部分に入居する。富邦集団が百貨店業に参入するのは初めてだ。

 富邦媒体科技の林啓峰総経理は2日、富邦集団の流通事業は百貨店と大型量販店という2分野が欠けていると指摘した上で、「百貨店進出には確かに関心を抱いており、A10区画には百貨店を出店する見通しだ」と語った。

 信義開発区では、既存の新光三越以外に遠東集団、統一集団も百貨店の出店を計画しており、富邦集団も交えて4社による競争が展開されることになりそうだ。

 富邦momo購物台に出資する韓国のロッテグループも信義計画区での百貨店建設計画に強い関心を持っており、交渉が進んでいるという。