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中華航空機、飛行中に両側エンジン停止


ニュース 社会 作成日:2007年6月28日_記事番号:T00001202

中華航空機、飛行中に両側エンジン停止

 中華航空(CAL)のエアバスA330─300型旅客機が5月19日、高雄から香港に向け飛行中、高度2万フィートの上空で両側のエンジンが1分間にわたりすべて停止するトラブルを起こしていたことが、27日分かった。

 中華航空はトラブルについて、5月22日に交通部民用航空局に提出した「簡易報告」で「1号エンジンに問題が生じた」と説明したが、その後の調査で両側のエンジンが停止した無動力飛行状態だったことが判明した。同機のエンジンは1分後に自動起動し、無事香港に着陸した。

 トラブルを起こしたエンジンは米ゼネラル・エレクトリック(GE)製で、これまでに世界で8件の停止トラブルが報告されているが、両側のエンジン共にが停止した例はなかった。

 民用航空局関係者は、「機体が雷雨の中を飛行した結果、エンジンで結氷が起きたことが原因とみられる」としている。