ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

陳総統長女「義父は自殺してしまえ」、台開事件判決で


ニュース 社会 作成日:2007年6月28日_記事番号:T00001203

陳総統長女「義父は自殺してしまえ」、台開事件判決で


 台湾土地開発をめぐるインサイダー取引事件の控訴審で、陳水扁総統の娘婿趙建銘被告と父親の趙玉柱被告に一審より重い有罪判決が下されたことについて、陳総統の長女陳幸妤さんは27日、記者団の前で義父に当たる趙玉柱被告が夫を事件に巻き込んだとして、義父を「自殺してしまえばいい」などと極めて激しい調子で非難した。あまりの剣幕に、台湾各テレビ局は怒鳴る陳幸妤さんの映像を夜まで繰り返し流し続けた。

 陳幸妤さんは勤務先で記者団の取材を受け、「あの人(趙玉柱被告)は自分でやったことに責任を負うべきだ」などと、義父に対する不満をぶちまけた。台南科学園区を視察中だった陳総統も側近からテレビ報道を知らされ、明らかに決まりが悪そうな表情だったという。

 陳幸妤さんは「義父に過ちを犯したというなら、あなたの夫は?」との記者団の質問に対し、明確に答えず、発言内容は義父の非難に終始した。

 26日の控訴審では、加重インサイダー取引罪で、趙玉柱被告に懲役9年6カ月、趙建銘被告に懲役7年の判決が下されている。