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南科が用地料54%引き上げ、進出企業困惑


ニュース その他分野 作成日:2007年6月28日_記事番号:T00001211

南科が用地料54%引き上げ、進出企業困惑


 28日付経済日報によると、南部科学園区(南科)の台南科学園区(台南県新市郷)が用地の利用料を54%引き上げ、今年の2月にさかのぼって請求したため、進出メーカーに困惑が広がっている。高雄科学園区(高雄県路竹郷)に至っては、5.7倍もの引き上げ幅になったという報道だ。

 用地利用料の引き上げは6年ぶりで、南科管理局では7月2日までの支払いを求めている。これに対し、進出メーカーで組織する同業公会は27日会合を開き、「値上げは毎年段階的に行うべきだ」と要求。管理局は「検討する」と回答した。

 台南科学園区は進出メーカーの7割が中小企業で、管理局の手法に強い批判の声が上がっている。日本企業では、国際日東、住華科技が進出しているが、値上げを事前に知らされておらず、「日系企業の誘致に協力したのに、進出してくれた企業に説明できない」と頭を抱えているという。
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