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中台海運直航、当初は中国7港湾開放


ニュース 運輸 作成日:2008年12月9日_記事番号:T00012128

中台海運直航、当初は中国7港湾開放

 
 中台間の海運直航開始に向け、海運業界との実務交渉のために台湾を訪問している中国側の海峡両岸航運交流協会の胡漢湘理事長は8日、今月中旬にも▽天津▽上海▽福州▽アモイ▽太倉(江蘇省)──の5港を使った直航便の運航を開始する考えを示した。このほか、青島、大連に関しても同時就航が見込まれ、中国側の開放港湾は最大7カ所となる見通しだ。9日付中国時報が伝えた。
 
 中台海運直航の開始式典は天津で行われる予定で、中国側から中国人民政治協商会議全国委員会の賈慶林主席、台湾側から国民党の連戦名誉主席が出席することが固まった。台湾側の基隆、台中、高雄、花蓮の各港でもセレモニーを予定している。
 
 中国側は最終的に63カ所の港湾を中台直航に開放する方針を示している。胡漢湘理事長は「両岸交渉で合意した港からはすぐにでも直航が可能だが、順次開放していくことになる。食事を一口一口食べなければいけないとの同じだ」と述べた。