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中華電信のフェムトセル調達、アルカテル・ルーセントが落札


ニュース 電子 作成日:2008年12月11日_記事番号:T00012208

中華電信のフェムトセル調達、アルカテル・ルーセントが落札

 
 中華電信による1,500台の家庭内基地局(フェムトセル)調達入札で、アルカテル・ルーセントが4,000万台湾元(約1億1,090万円)余りで落札した。中華電信がフェムトセルを調達するのは初めて。11日付経済日報が報じた。

 フェムトセルは通信キャリアと契約した家庭内に設置され、契約者に第2・第3世代(2G・3G)のモバイルサービスを提供する。携帯電話端末を固定電話として使い、無料で市内通話や長距離通話をかけることも可能だ。

 現在はフェムトセル1台が220~230米ドルと高価格なため、世界でも商用化されている例はないが、市場調査会社ABIリサーチは、2010年には販売台数が全世界で200万台に達すると予測しており、台湾はアジアで初めて商用化を実現することになりそうだ。

 中華電信は当初、3,000台を調達する予定だったが、一定期間を置いてから残りの1,500台を調達することに計画を変更した。同社は国家通信伝播委員会(NCC)に同サービスの運営許可を申請中だ。