ニュース
その他分野
作成日：2007年6月29日_記事番号：T00001226
四半期決算の連結財務諸表、監査不要に
行政院金融監督管理委員会（金管会）証券先物局の呉当傑局長は28日、上場企業に来年から第１、第３四半期の決算発表時にも連結財務諸表の作成を義務付けるが、時間的に余裕がない点を考慮し、会計士による監査は不要とする方針を明らかにした。また、年次報告書の発表期限を１カ月繰り上げる改正法案を来月にも行政院会（閣議）に提出する考えを示した。
呉局長は中華民国会社組織研究発展協会の招きで講演し、「四半期末から業績発表まで１カ月しかない点を考慮し、会計士の監査を不要にするのが望ましい。監督機関の同意も得られるだろう」と述べた。また、附註部分の記載方法も簡素化を進めるとした。
