ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

サラリーパーソン3人に1人、無給休暇の経験あり


ニュース その他分野 作成日:2008年12月15日_記事番号:T00012263

サラリーパーソン3人に1人、無給休暇の経験あり

 
 求人情報サイト「yes123求職網」の無給休暇に関する調査によると、サラリーパーソンの36.9%が今年、何らかの形で無給休暇を経験していることが明らかになった。15日付自由時報が伝えた。

 最も多いのは週に1~2日で、無給休暇経験者の4割以上に上ったが、中には出勤日が週に2日まで減少し、残り5日分を無給休暇とされた例もあり、3万5,000台湾元(約9万6,000円)の月給が1万元しか支給されなかったという。また、専門家は「休暇が定期的であれば、労働者は副業や充電に利用できる」と指摘するが、3分の1以上が不定期だった。

 さらに、無給休暇の名を借りた実質的な減給が行われていることも明らかになった。ある経営者は、出勤日数は週5日で以前と変化がないにもかかわらず、土日の2日間を「無給休暇」と見なして減給していた。全国自主労工連盟の朱維立執行長は、「無給休暇は労使が不平等な関係のもとで、既に広く行われている」と指摘し、「企業に対し、実施前に当局に申告させ、審査を受けさせる制度、および政府が労働者を直接救済する措置が必要」と述べた。